精神の劇


生まれる言葉は常に滅する運命にある。
それらを書き留める罪を、
詩人よ、みな知るであろうか。

罪なれば、美しくあれと思う私は、
より罪を深くして
死する時にはきっと
私の朋は分散してしまった私のむくろの始末に
困ることであろう。

平成14年01月28日


 紫雲の間       夕景の間    精神の劇


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